受注
受注工程ではご注文書をいただいてから各現場への指示まで行います。製造工程を管理している部署が生産計画データと照らしあわせ、どのような計画で製造するか?といった設計を行います。他の製品との納期の関連等と照らしあわせながら無駄のない計画を練ります。
造形
基となる型(木型)に砂を詰め、型を抜き取ることで砂型を作る業務です。重量のかかる吊上げ作業等には機械を用い、それ以外の細かな作業は手で行います。枠内にきっちり砂を詰める作業は、砂が多くても少なくても駄目で、枠のツラに合うようにぴったりと詰めるのが目標です。
「中子」という鋳造製品の中空部分を作る仕事の場合は、さらにパズルや積み木ブロックのように型を組み合わせていく工程があり、基準となるポイントにピッタリ合わせることができなければ、不良品につながる確率が上がってしまいます。毎回違う形状のものづくりを行うことも多いため、その都度知恵と感覚を磨き、製品づくりに対応していくことになります。
中子製作(芯取り)
木型(中子型)を用意
中子型に砂を充填
抜型
塗型(ドブ漬け)
着火し乾燥
鋳型製作
上型を準備する
下型を準備する
上型、下型それぞれに適合する金枠を乗せる
砂を充填する
木型を鋳型から抜く(抜け勾配はこの作業の為に必要)
出来上がった鋳型に、溶けた鉄(溶湯)を流し込む工程です。この工程で重要なのは「成分調整と温度管理」であり、材質に直結するポイントです。このうち成分調整については、シオノ鋳工では不良品を出さない成功率の高い方法を年々データ化し、ノウハウを磨いているので、あまり心配する必要はありません。温度管理については、クレーンの操作テクニックとスピード感、チームワークが重要になります。鉄は常温で固体になりますので、温度が下がってしまう前に複数並んだ鋳型に手際よく溶湯を流し込んでいきます。
時間を置いて固まった鋳物製品を、鋳型から取り出す工程です。金枠と砂が付いた状態の鋳型を機械で振動を与えて砂と金枠を分ける作業になります。砂はこの段階で流れ落ち、ベルトコンベアで運ばれます。細かな鉄は磁石でバチバチとくっつき、砂の部分は再利用のためリサイクルします。